枯れてしまったお寺の松の木・・・。
代わりとして檀家さんの大事な松(高野槇)をお寺に移植します!


お寺の敷地内に植わっていた大事な松が枯れてしまい、檀家さんが大事にしていた木を境内へと移植する工事です。
その植わっているところが非常に条件が厳しく、25tクレーンでも吊れない距離感!やむなく50tクレーンでの施工に。

これが枯れた松の木
色々なストーリーを知っていた木なのでしょう。きっと多くの人が残念に思っていた事と・・・
そんな状況を憂い、檀家さんの一人が思い入れのある高野槇を記念に寄付する事に。

10mクラスの木ですからこんな狭い中での伐採作業も大変です。先に枝を払い、根元からの切断時には反対に倒れたら隣家を壊してしまいますので、トラッククレーンで上部を吊り、下はロープで人力で引っ張ります。

さぁ、、いよいよ移植する木の根巻き作業です。
これだけ大きいと、粗々は重機にて丸く掘り出します。
その後人力で形を整えながら、このようにしっかりと根巻きを行い、移植する準備を進めます。


ここで登場するのが50tクレーン
重さだけなら25tクレーンでも十分なのですが、重機から吊り上げる木までの距離が長いので50tクレーンでないと太刀打ちできないのです。

ご覧の通り、大きな木が空中に吊られて旋回してきます。
そして、通常は重機を運んでいる運搬車に積み込んでお寺まで運ばれるのです。
こちらはところ変わってお寺の境内。
ここで使うクレーンは50t級だと入り口から入れずに壊してしまうので、25t級のクレーンが待ちかまえてます。

ちなみに、枯れた木の子ども(?)が脇におりましたので、記念に安全そうなところへ残しているの図。 そんなこんなで支柱を建てて固定し、やっとこさ移植完了です。これだけ大きいと今現在も予断は許されませんが、何とか新緑もチラホラと見えつつ、経過は順調なようです。


モノを大切にするお寺と檀家さんによる移植作戦でした。
寄付する方もされる方も色々な物語があってこのような事になった経過が想像できます。
今度の高野槇も新しくこの地に根を張り、長い時間見守っていくのでしょうね。

そんな事を願いながらの50t&25tという大型のクレーンを2台リレーしての移植作業でした!

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