丸太土留めからRC塀へ《恐怖のヘアクラック》。

Y邸RC着手前.jpg今回はこのように丸太で土留めしていたところを鉄筋コンクリート塀(RC塀)にする仕事。

とても器用なご主人なもので、この丸太の処分もご自身でなされる程の腕前なのです!

 

 

 

 

 

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打設中Y邸RC.jpgこのように、型枠を組んで中に生コンクリートをポンプ車で打設していきます。

 

また、今回は私の打合せミスもあり、途中で高さを30㎝嵩上げすることに・・・。

幸い生コンを打つ前だったので、型枠を継ぎ足すだけですんだのですが、途中で枠を足すということは型枠コンパネの継ぎ目が見えてしまうことに。

そこで悩んだ結果、角面木を入れて横方向のみのスリットを入れる事としたのです。

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その完成がこのような形に!

Y邸RC完成.jpg

上から30㎝ぐらいのところにある横方向の線が型枠を継ぎ足した部分のスリットとなっています。

 

たんなるのっぺらぼうよりも住宅の雰囲気と合っていて、好印象。

ただ、途中から枠を足すというのは作業行程も含め結構なロスに・・・。ここはぐっと我慢のしどころではありますが、何よりお客様とのやりとりの中でのミスというのが痛い。お客様には大変ご心配をおかけしました事をこの場で改めてお詫びいたします(汗)

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というような悪い事というのは何故か重なるもので・・・

 

何と、今度は完成したRC塀にヘアクラックが4本発生!

RCヘアクラック補修前.jpgRC塀ヘアクラック補修前(大).jpg

特に右写真のクラックは意外と広く、0.3㎜以上ありそうな雰囲気・・・(汗)

延長的には伸縮目地を入れるかどうか非常に悩んだのも事実でして、しかしこの程度なら見た目を悪くしてしまう伸縮目地をいれるまでもないだろうという判断が結果として悪い方向へ。

 

またまた、非常に運悪く、この工事は9月の事で、打設した日は真夏日のような暑さ、なのに次の日から数日間、急激に気温が下がったという何とも不運なタイミング。

暑くて膨張していた物質が、急激な温度低下で収縮を始めてしまったのが今回の大きな要因と思われるのです。

 

ただ、コンクリートにヘアクラックが入ってしまうのは、まったくもって良くある話・・・。

しかし、今回は私の気遣いが足りず、事前に「コンクリート塀は必ずと言っていいほど、ヘアクラックは入ってしまいます。」という一言を沿えていなかったので、お客様的には初耳。

 

これは今年の多いなる反省点なわけです。

そこで、完成したてなのに最初から傷物みたいで申し訳ないとの思いで、極力補修して目立たなくする事にトライする事になりました。

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まずはヘアクラックの本当に微細なものは、補修剤でクリア!

 

RCクラック補修完了(小).jpg良くあるボンド系の補修スプレーとコンクリートカラーの粉末スプレーを擦り込む作戦で、もうどこがクラックだったかわからない状態まで修復完了。

これだと近くで見てもほとんどわからない状態まで目立たなくする事ができます。

 

ただ、問題は0.3㎜以上ありそうな大きなクラックの方。

これは見た目も問題ながら、冬期間に水分が入って凍結融解すると被害が広がってしまう恐れのある問題児。

 

見た目も大事ですが、やっぱり水分が侵入しないようにしなければならないので、樹脂系の補修剤を注入することに。

RC樹脂補修.jpgRCクラック樹脂注入.jpg

所定の量で樹脂を混合し、注射器であらかじめ穿孔した穴から注入していくと、サラサラの補修液がクラック内部に充満するという流れです。

これで水分の侵入は防止できるのでこれ以上の悪化は避けられるはず!

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不思議と悪い事というのは重なってしまうもので、このお客様には本当にご心配をかけてしまったと非常に反省するところです。ただ、お客様もこういう事を非常に感じていただける方で「こういうのって、何故か集中しちゃうんですよね」とフォロー(?)の言葉ももらいつつ・・・。 大変恐縮です。。

 

地域に根ざす企業として、 今後とも末永くお付き合いいただけるよう、いい加減な対応だけはしたくないと思っておりますのでご安心を。

たかがRC塀、されどRC塀。。

というお話(汗)