こだわり路盤のご紹介!

今回は単純なアスファルト舗装のみの工事なのですが、この辺りは意外と軟弱地盤・・・。

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そこで、当社でよく使用する作戦なのですが、路盤に使用する砂利の粒度を変化させて、下層に路盤支持力の高い凍上抑制層をつくる事に。

 

今回はその手順をご紹介させていただきます。

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今回の基本となる定規図です。

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①アスファルト舗装(細粒度ギャップアスコン)=5㎝

②下層路盤工(切込砂利0~40㎜級)=15㎝

③凍上抑制層(切込砂利0~80㎜級)=20㎝

 

①+②+③の層厚が40㎝となります。

 

 

下記にてその工事手順をご紹介します。

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【掘削状況】

まずは既設の路盤を40㎝掘削す
事から始めます。

《上図①②③部分の掘削》

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【路床転圧状況】

これは掘削後の床面の不陸を均す
ための路床転圧の状況です。

《上図③の床面》

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【掘削深確認】

掘削深の確認で仕上がりの高さと
なる民地石から丁度40㎝下がった
ところで仕上がっています。

《上図③床面までの深さ》

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【凍上抑制層仕上がり高確認】

その後、凍上抑制層として、切込
砂利の0~80㎜級という、通常よ
く工事現場などで見かけるサイズ
の倍にあたる、8㎝クラスの粒度を
持つ砂利を20㎝の厚さに敷き均し
転圧したものです。

これにより、凍上による影響を抑制
するのはもちろん、粒度が大きい砂
利ゆえに支持力も高める事ができま
す。

《上図②と③の間》

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【下層路盤 敷均転圧状況】

凍上抑制層が仕上がったら、通常
の切込砂利0~40㎜級の砂利
(4㎝角のふるいに通る規格)を15
㎝厚にて敷き均し、しっかりと転圧
して路盤は完成となります。

《上図①と②の間》

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【完成】

このように無事アスファルト舗装が
完成。

最後にやむを得ず勾配がとれず、水
溜まりができそうな箇所に水を撒い
て、仕上がり具合を確認して完成と
なります。

今回は、お客様と相談しながらこの様にちょっと変わった定規での施工となりました。

 

岩見沢の一部では、非常に固い粘土の地域があるのですが、大部分は泥炭であるとか比較的含水比が高い青粘土の層が多かったりするので、この手法は結構効果的です。

 

もちろん、施工する方は面倒な手間が加わるわけですが、路盤仕上がり後にダンプがバックした時の状況一つとってもこの様な手法を取った場合と、切込砂利0~40㎜1層だけで仕上げた場合とは下がり具合が全然違う。

 

これからも状況を判断しつつ、より良い方法を選択してまいります。

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